目次

  • 「申酉騒ぎ、戌笑う」新年 ご挨拶
  • 日本鋳造協会秋季大会開催される
  • 産業事故防止について
  • 第12回定時総会開催

  • 「申酉騒ぎ、戌笑う」 新年 ご挨拶

    会長 太田仙一郎
    新年明けましておめでとうございます。

     平成18年は、干支でいえば丙戌です。十干(じっかん)は丙午(ひのううま)以外にはあまり聴くこともなくなりましたが、陰陽道では十干は兄(え)弟(と)の組合せで表現され「丙」は陽、陰は「丁(ひのと)」となっています。
    丙の語源は「炳(あき)らか」で草木が伸長してその姿形が明らかになった状態を表すそうです。
    また、戌は威や茂として表現されるように成熟期を表しています。

     前回の丙戌(1946年)は終戦直後で、世界初のコンピュータが出現し今のIT時代の基礎となり、日本では昭和天皇が人間宣言を行われ、新旧円の切替が実施され、戦後初の衆議院選挙で39人もの女性議員が誕生したり大きな変動の年でした。
     今年は、新年早々に三菱東京UFJ銀行が発足し、りそな銀行が奈良銀行を併合したり、KDDIとパワードコムが合併したり、携帯番号ポータビリティが始まるなど金融や通信などインフラで変化の年になるようです。

     前の丙と戌が合わさった年は成熟期といわれたように、いろんなものが成熟期を向かえそうです。
    まさに申と酉が種まきし、戌が刈り取るという感があります。
    昨年から回復してきた景気の波に乗り、育ててきたものを刈り取ることも大事ですが次の時代を見据えて新しい種を撒くことも忘れてはならない年だと考えています。
    今があるからこそ次の世代への準備が必要であることを意識して今年を過ごしたいものです。



    日本鋳造協会秋季大会開催される

     3団体 日本鋳造技術協会・日本鋳物工業会・日本強靭鋳鉄協会)統合後、初の大会が11月の10日(木)11日(金)に亘り名古屋で開催され参加者が大変多く工場見学会などは案内直後に定員オーバーとなるほで盛況裡に開催されました。
     初日の10日は「経営講演会」がホテルキャッスルプラザで4講演、「技術講演会」が愛知県中小企業センターで8講演が開かれました。講演終了後は合同の情報交換懇親会がホテルキャッスルプラザで行われました。
    事務局の岩間と山口は情報交換懇親会だけ参加いたしましたが、ここでも参加者が多く挨拶まわりにお互い大変でした。活況な雰囲気でした。
     11日の工場見学会では3班に分かれての開催となり、1班は「中央可鍛工業梶Aアイシン高丘竃{社工場」2班は「武山鋳造梶Aトヨタ自動車竃セ知工場」3班は岐阜県の「鍋谷バイテック会社 各務原工場と関工場、椛蜩ッキャスティングス中津川工場の見学でした。


    産業事故防止について

     経済産業省製造産業局並びに社団法人日本鋳造協会から鋳造業における産業事故防止強化と周知徹底がございました。
    1月13日にも三重県にて1名死亡、1名重体という大事故が発生してしまいました。
    この機会に会員各位におかれましても、日頃より事故防止対策を実施されているものと存じますが、改めて、各社において安全に関わる作業標準類の見直し、災害防止のため安全教育、作業実施前の安全確認等を徹底し、事故時における連絡体制の周知強化などにより一層の安全意識の高揚を図って頂きたいと思っております。


    第12回定時総会開催

    来賓の祝辞を述べられる翁川氏
    アシモ君のお出迎え
     去る、10月28日に愛知県名古屋市名古屋駅前「安保ホール」に於いて第12回定時総会を開催致しました。
    当日は社団法人日本鋳造協会から翁川良一氏のご臨席を仰ぎ、遠くは北海道からのご出席を得ての開催となりました。
    予定された議案も満場一致で可決承認いただき、新年度をスタートすることになりました。

     同時開催の工場見学会は、二足歩行ロボット「アシモ」君の出迎えを受け、本田技研工業株式会社 鈴鹿製作所を訪問致しました。
    鈴鹿製作所は本田乗用車組み立ての主力工場で2つの自動ラインとTDラインと名付けた手作業ラインで2,045台/日組み立てていました。
    工場は環境に優しい工場として「ふる里の森」作りと称し、工場の周囲を10万本の樹木で囲みCO2を吸収し酸素を排出する優しい工場でした。

     その後、副会長の「株式会社 マルタシェルサービス」さんを見学、シェルモールド、コールドBOX、フラン、ウォームなど自動車用中子ほか多種類の中子を製造、取引先も20社と多く幅広い対応をされていました。
    懇親会は三重県の長島温泉「ガーデンホテルオリーブ」で行われ、情報交換の場として和やかな雰囲気のなか久し振りの再会に話も弾んでいました。

     翌日、施設見学会は昨年3月に開港した中部国際空港「セントレア」と焼き物の町常滑「セラモール」を見学し名古屋駅で解散となりました。
    又、ゴルフ組は小雨の降る中でしたが「南愛知カントリークラブ」へ元気よく出掛けました。難コースでスコアメイクに悪戦苦闘していました。それでも和気藹藹のうちに終止しました。トウチュウさんには大変お世話になりました。