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<<<中子News>>> [’2004年新春号]
日経新聞社の2004年の景気予測によりますと、昨年に引き続き国内総生産が2%を超えるということでした。経済が成長方向に向かっても、一度引き締められた財布は簡単に開かず引き続きデフレ基調が続くようです。100円ショップが好業績をあげたように環境に的確に対応できる企業は成長することができます。昨年のイラク崩壊や、自衛隊のイラク派遣のように、今年も国内、国外ともに大きな変化があることが予測されます。米国が風邪を引くと日本がくしゃみをすると言われたように、輸出を中軸とした輸出立国である日本は国際情勢に大きく影響されます。
私どもの中子業界も鋳造業のアジア進出や、ダイカストの技術発展によりさまざまな影響を受けています。さらにCO2削減を始めとした地球環境の問題への対応、国際競争力に対処するための品質向上、IT化など新しい企業経営の方向を見出すことが必要です。中子工業会での情報発信、情報共有により業界全体のレベルの向上を目指すことが要求されています。申年の今年は、猿真似でなく、教育により人を育て、文殊の智慧を授かり、新しい考え方で、変化に対応できる体制を築いていける年にしたいと思います。
1日目の講演会は岐阜駅前「グランパレホテル」にて8テーマの事例発表がありました。 今回興味のあった新しいバインダー「LKバインダー」を使ったビーチボックス造型法がドイツランペ社から紹介されました。中子砂は3−4%のLKバインダー(水と硫酸マグネシウムと無機添加剤で構成)を加え混練され、ビーチボックス造型機により造型された中子は水で崩壊し無機無臭無害とのことで現在「VW・BMW社」と共同開発を継続中で30%コストダウンも可能とのことでした。 2日目の工場見学会は、岐阜県の代表的な4企業を2班に分かれての見学コースが設定されました。1班は潟}ツバラ関工場と美濃工業坂本工場を、2班はヤマザキマザック椛蛹製作所と中日本ダイカスト工業渇ツ児第一工場をそれぞれ貸し切りバスで回り見学しました。 潟}ツバラでは、中子レスを実現したグリーンボンドを自社開発、ハイテク匠の技として、「バリ無し鋳物・加工性の良い鋳物材質・鋳抜方案技術の革新・寸法精度と材質の保証」として小物自動車部品を主に大幅なコストダウンを図って対応してみえました。 美濃工業鰍ヘ小型ダイカスト部品で自動車関連を主に「整流化・同期化」に取組、在庫の削減、リードタイムの短縮でコストダウンを図っていました。また、薄肉化にも挑戦していて従来1.2oの物を0.8oで対応し更に0.6oに現在挑戦中でした。今後の活動として管理監督者による現場巡回をきめ細かくし、更にスピードアップして自主改善を進め作業にやりがいを持たせていきたい。改善による在庫日数の低減につれ不良率も30%低減できたとのことでした。
出土したのは、釣り鐘の内側の鋳型となる粘土製の中子の一部(約1メートル四方、厚さ役30センチ)。 釣り鐘の鋳造跡の規模をもとに、中子は底部の直径が約1.5メートル、高さ約2メートルとわかった。この中子で鐘を作れば直径約1.5〜1.8メートル、高さ約2.1メートルになるとみられ、当時としては東大寺の釣り鐘(直径約2.7メートル、高さ約3メートル)に次ぐ大きさになるという。 聖武天皇は743年、造営した紫香楽宮で「大仏造立の詔」を出し、その4年後に東大寺で大仏鋳造を始めている。
復元した中子は、滋賀県安土町の県立安土城考古博物館で展示される。
この間、親企業である鋳造業界にも研修生を受け入れていただき、本年度受け入れ予定者33人を含め、総計104人の受け入れを行ってきました。この3年間の間には病死や逃亡、交通事故、労災事故、事件等、様々なことが起こりましたが、総じて順調に研修は行われてきました。 受け入れ企業各社にとっては、人件費の削減、安定した労働力の確保、企業内の活性化など受け入れの費用負担に充分見合うメリットを感じていただきました。今後も引き続きこの事業を継続する中で新たな会員企業の参加をお待ちしております。
日本鋳物中子工業会のホームページに掲載されている「中子NEWS」が国立国会図書館に保存されます。 これは、国立国会図書館関西館事業部電子図書館課が「WARP」という略称をもつ「インターネット資源選択的蓄積実験事業」という電子情報を収集し、後世へ残していこうというプロジェクトです。雑誌が電子化され、紙では刊行されなくなった場合、国立国会図書館は収集・保存することができませんでした。本事業では、ウェブ上の電子雑誌を収集し、蓄積・保存する実験を行っています。 日本鋳物中子工業会の中子NEWSを収集保存することについて、著作権の許諾を検討していただきたいとのメールが入り承諾したものです。
クロタ精工梶i愛知県碧南市)は企業体質強化のため、2004年1月1日付けで100%子会社のシェルモ鰍ニ事業を統合する。
椛蜊窿Vェル工業所を退職された中村信弘氏(三重県鳥羽市在住)は新たにシェルマシン関連会社「シェルプランナー」(代表 中村信弘)を神奈川県綾瀬市に設立された。
コラム「脳は寝ていない」 養老孟司談(北里大学教授/東京大学名誉教授)
若い人は生きているということを起きているということだと思っているんでしょう。つまり頭が働いて意識がある、これが生きていることだと思っているんです。 じゃあ寝ている時間はなんなんだということになる。ほとんどの人は寝ている時間は休んでいると思っている。しかし寝ている時間に脳は休んでいませんよ。脳の酸素消費量は寝ていても起きていてもほとんど変わらないんです。脳みそは昼の間中どういうふうに働くかというと、音を聞いたり、目で見たり、筋のないものをとことん脳みそに入るれ。図書館で例えれば、勝手に客が机の上にいろいろな本を出し、ああでもない、こうでもないと騒いでいる。そして、そのまま本をしまわずに帰ってしまう。そしてこの散らかった状態が夜なわけです。図書館の机の上に本が散らばっている。これじゃあ、次の日に使えません。しょうがないから夜になると一生懸命もとのところに本を戻す。つまり秩序を戻しています。これを難しく言うと、エントロピーを減らすと言います。ですから寝ないと、次の日一番できないのは、頭を使うことです。
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